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87歳のお客様の整体体験から学ばせたいただいた体のケアの大切さ

昨日、87歳の方の出張整体に行ってきました。その方は膝の痛みに悩み、医師から「工関節の手術も考えては?」といわれたそうです。


杖をつく女性
膝が痛くて杖が必要に

ですが、年齢や体力のことを考えて「手術はしない。体操や整体でケアして、少しでも痛みを和らげたい」と、月に1〜2回の整体を選択されています。

「少しでも、痛みが和らぎますように」と願っています。


 

整体の効果は一時的?ケアを続ける意味


整体をしたその日は、「楽になった!」と感じられる方がほとんどです。ですが、数日経つとまた痛みが出る場合もあります。それは整体が無駄だったというわけではなく、年齢や身体の状態に合わせたやさしい施術を行っているため、一度で劇的な変化が生まれにくいからです。


それでも、固まった筋肉をほぐしたり、関節を正しい位置に導くことは、確実に体にとってプラスになります。


具体的には:

・血流改善:筋肉をほぐすことで血流がよくなり、酸素や栄養が身体中に行き渡ります。これにより、自己治癒力が高まります。


・関節の保護:関節周りの筋肉が適度に刺激されることで、膝や腰などの関節を守る力がつきます。


・姿勢の改善:筋肉や関節を整えることで、体全体のバランスが改善し、動きやすさが向上します。


整体や体操は「劇的に変わる魔法」ではありませんが、小さな変化を積み重ねることで、体にとって大きな力になるのです。


 

「歳だから仕方ない」と諦めたくない


昨日のお客様もリハビリで週に一度整形外科に通っています。

「歳だからと諦めたくない」と家や高齢者施設でも体操を頑張っています。

私もそのお気持ちに共感です。たとえ痛みが完全に消えなくても、体をケアし、少しでも楽な状態を保つことで、「動ける」未来が作れると信じています。


高齢者が楽しく体操をしている様子
体操や整体を通じて、無理のないケアを続ける大切さ


 

87歳の方が感じた整体後のお身体


施術後、「身体が軽くなった!」「やっぱりちゃんと見てもらえると安心します。また次もよろしくお願いします」と笑顔を見せてくださいました。


一度に大きな変化を感じられなくても、ケアを続けることは決して無駄なことではありません。身体の声を聞きながら少しずつ整えていくことが、これからの元気な体を作る土台になります。



高齢者と手を繋ぐ。やさしい整体のイメージ
高齢の方でも無理なく身体のケアができるやさしい整体です




今回は87歳の方の整体エピソードを通じて、身体のケアがもたらす小さな変化の大切さについてお伝えしました。


次回は、日常生活で「座り方」や「立ち方」が体全体にどんな影響を与えるかについてお話しようと思います。「たったこれだけ?」と思う小さな意識が、腰や膝、肩などの違和感を軽減することにも繋がります。





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