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肋骨を閉じる呼吸法で身体も心も整える!簡単セルフケア

こんにちは^^

今日は高齢者施設での体操レッスンに」行ってきました。

13名の方が参加してくださり、一緒に楽しい時間を過ごしました。今回のレッスンでは、特に「鎖骨や背中を広げる呼吸」に意識を向けて行いました。


 

鎖骨や背中を広げる呼吸が大切な理由


長時間前屈みの姿勢を続けていると、肋骨の骨と骨との隙間が潰れてしまうことがあります。



前屈みになり肋骨が潰れて猫背になる女性イラスト

これが続くと、肋骨全体が横に広がりやすくなり、結果的に「肋骨が開いた状態」に陥ってしまうのです。



開いた肋骨のイラスト

特に、デスクワークやスマートフォンを操作する時間が長い方は、知らないうちに肋骨が潰れて前屈みの姿勢が習慣化してしまいます。


スマホを前屈みの姿勢で見ている女性

この状態では呼吸も浅くなり、背中や腰への負担が大きくなるため、姿勢を整えるのが難しくなってしまいます。こうした状態を改善するために「鎖骨や背中を(胸郭)広げる呼吸法」を取り入れることで、肋骨の動きを整え、身体のバランスを取り戻すことができます。



呼吸を意識するメリット

・姿勢が整い、肩や背中が楽になる

・深い呼吸でリラックスできる

・肋骨をコントロールしやすくなる(「閉じる動き」にもつながります。


 

実際に試してみましょう^^

鎖骨や背中を広げ、肋骨の形や動きを整える呼吸法


1.準備

椅子に座るか、床にあぐらで座ります。(仰向けでもいいです)

背筋を軽く伸ばしてリラックスします。


2.ステップ1:鎖骨を広げる呼吸

・両手を鎖骨の上に軽く添えます。

・鼻からゆっくりと息を吸いながら、鎖骨が上と横に広がる動きの感覚を感じます。


呼吸を鎖骨に入れ、鎖骨が上に上がり横にも広がったイラスト

・息を吐くと、鎖骨が元の位置に戻ります。

・慣れてきたら、鎖骨が上と横に広がったまま息を吐く練習をしてみます。


3.ステップ2:背中を広げる呼吸

・片手を背中(肩甲骨より少し下、腰より少し上辺り、みぞおちの背中側)に軽く添えます。(反り腰になりやすいので気をつけてください。仰向けの方がやりやすいかもしれません)

・鼻から息を吸いながら当てている手のあたりが膨らむのを感じます。 


呼吸を背中側に入れて背中を広げたイラスト

ポイント:お腹や胸が膨らまないように意識すると背中が膨らみやすいです


4.ステップ3:肋骨を閉じる意識

・最後に息を吐く時に両手で肋骨の下部に触れ、肋骨を閉じる動きを意識します。

・この動きは肩甲骨や背中と連動させるとさらに効果的です。


肋骨に手を当てて呼吸で肋骨の開閉を確認するイラスト

 

レッスン後の気づき


施設でのレッスンでは、参加者の方から、「呼吸だけでスッキリした!」

「息が入りやすい。今までどんな息をしていたのかな」「胸が開いて気持ちいい」という声が上がりました。




高齢者施設で体操をしている画像

普段はなかなか意識しない鎖骨や背中ですが、少しの意識でこんなにも体がスッキリするのは驚きです。

今月のテーマである「肋骨を閉じる」動きにもつながるので、お試しください^^


 

おわりに


「呼吸で広がる、身体の感覚」。これはヨガの魅力の一つです。ただ息を吸うだけでなく、「どこを膨らませて、どこを閉じるか」を意識してみてください。それだけで、身体が軽くなり姿勢も整います。



次回の笑顔の花ヨガレッスンでも引き続きこのテーマで楽しく動いていきます^^




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