12月の笑顔の花ヨガでは、「肋骨を締める」をテーマにしたレッスンを行っています。
肋骨を締めることに興味を持って参加してくださった皆さんから、
「肋骨が開いている感じがすごくある」「肋骨を閉じる感覚がわからない」「締めるってどんな意味なんだろう」といった声が聞かれました。
普段の生活では意識しづらい肋骨の動きですが、ここを意識できると体幹が整い、姿勢や動きが変わります。今回は、そんな肋骨の動きにフォーカスしたレッスン内容をご紹介します^^
肋骨が開くことで起こる身体の変化
まずは、肋骨が開いたままの状態が引き起こす影響を振り返ってみましょう。
・肩や背中に負担がかかる
肋骨が前に広がると、肩や背中に緊張がたまりやすくなります。
・腰が反りやすくなり、腰痛につながる
反り腰になりやすい方は、肋骨が開いているケースが多いです。
・呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
肋骨の動きが悪いと、深い呼吸ができなくなります。
・体型が寸胴になりやすい。
肋骨の広がりが原因で、ぽっこりお腹やウエストラインがぼやけがちに。
これらの変化に気づき、肋骨を締める練習を取り入れることで、姿勢改善や体幹の強化につながります。
(肋骨とウエストラインの図解はこちらの記事を参考になさってください)https://www.egao-hanayoga.com/post/rib-closure-posture-improvement
肋骨を締めることの新しい発見
今回のレッスンで注目したのは、「肋骨の動きが全体的に与える影響」です。
例えば、肩甲骨を使って肋骨を締める動きを意識すると、こんな変化が起こります
体幹の安定感が増す
肋骨を締めることで、体の中心に力が集まり、ポーズが安定します。
肩甲骨の動きが変わる
肩甲骨が内側によると、自然と肋骨が締まり、背中のラインが整います。
呼吸が深くなる
肋骨を閉じることで胸郭が正しく動き、深い呼吸がしやすくなります。
これらの変化は、日常生活や他の運動をする時にも役立つポイントです。
今日のレッスン内容:肩甲骨と肋骨のつながりを感じる動き
以下は実際に行った3つのステップです。
1.肩甲骨の動きを意識する
片手を天井方向へ伸ばし、肩甲骨が上がる感覚を確認。その後、肩甲骨をあげながら、反対側の肩甲骨が下がることも確認して、交互に動かしながら肩甲骨の動きを感じていただきました。
2.手を前に伸ばす動きで肋骨を意識
手を前ならえの形に伸ばし、肩甲骨を左右に広げた後、少し背中を丸める動きで肋骨を締める感覚を体幹していただきました。
この動きのように肩甲骨を広げると、肋骨が自然と締まる感覚を体験できます。
3.ポーズで体幹を使う
ウォーリア2(英雄のポーズ)にイーグルアームズを取り入れ、肋骨を締めた状態で体幹を安定させる練習を行いました。
レッスン後の参加者の声
「肋骨を閉じるってどういう感覚かわからなかったけど、今日の動きで『これ!』と分かりました」
「肩甲骨を動かすと肋骨もついてくるのが面白いですね」
「肋骨が引き締まって背が伸びた感じがします」
「腰が軽くなり、肩も軽くなりました」
レッスン中は「肋骨を閉じるってどういう意味だろう」と疑問に思っていた方も、実際に体験して「これが肋骨を締める感覚なんだ」と納得されていました。
家でも簡単にできる動きで皆さんも試してみてください^^
肋骨を締める感覚は、以下のエクササイズで簡単に体験できます。
1.肋骨に手を当てて呼吸で肋骨の動きを確認
両手を肋骨の下に当て、息を吸うと肋骨が広がり、吐くと締まる感覚を確認します。
2.肩甲骨を動かして肋骨を締める
手を前に伸ばし、肩甲骨を広げてから少し背中を丸めると、肋骨が自然と締まるのを感じられるはずです。
3.ポーズで肋骨を締め、体幹を強化
簡単なポーズにイーグルアームズを取り入れ、肩甲骨を広げ、肋骨を締めた状態で体幹を安定させる練習をしてみましょう。
次回のレッスンに向けて
次回のレッスンは12月15日です。今回は肩甲骨や肋骨の動きにさらにフォーカスし、新しいアプローチで「肋骨を締める」感覚を深めていきます。
今回参加していなくても、続きの動きではないので安心してご参加いただけます。
笑顔の花ヨガではいつ始められても分かりやすくサポートしていきます^^
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