年齢と共に広がるウエストの問題
歳を重ねると「なんだかウエストがなくなってきた」「体重はそんなに変わらないのに体型が寸胴になった」と感じることはありませんか?
実はその原因のひとつが肋骨の広がりです。
肋骨が広がると、ウエストラインがぼやけて寸胴体型になり、さらには体全体のバランス
が崩れてしまいます。
肩や腰にも負担がかかり、猫背や反り腰などの姿勢の崩れにつながることも多いです。こうした変化は、運動不足や加齢による筋力の低下が大きな原因かといわれています。
私も年々その変化を感じていますが、だからこそ「肋骨を閉じる」ことを意識するヨガを取り入れて、姿勢改善や体型の維持に務めています。
「肋骨を閉じる」ことの重要性
肋骨を閉じるというと「どうやって?」と思う方も多いですよね。実は肋骨は「広げる」「閉じる」といった、動かすための筋肉があるのですが、普段意識する機会が少ないため、筋力が衰えがちです。その結果、肋骨が広がりっぱなしになり、次のような問題が引き起こります。
・肩や背中に負担がかかる
・腰が反りやすくなり、腰痛につながる
・呼吸が浅くなり、疲れやすくなる
・体型が寸胴になりやすい
ですが、正しい意識を持つことで改善が可能です。肋骨を閉じる練習を通じて、姿勢を整え、ウエストラインを引き締めることができます。
簡単にできる「肋骨を閉じる練習法」
では、肋骨を閉じるための具体的な練習を段階に分けてご紹介します。
こちらの動きは自宅でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください。
①肋骨の動きを感じる練習
・両手を肋骨の下部に当て、ゆっくり息を吐きます。
・息を吐きながら、肋骨が内側に閉じる動きを感じます。
・息を吸うと肋骨が広がる感覚も確認してください。
・この動きが肋骨の「閉じる」「広げる」をコントロールする第一歩です。
②左右の肩甲骨を広げて肋骨を閉じる意識を持つ
・手を前ならえのように前に伸ばし、肩甲骨を広げる動きを感じます。
・次に、肩甲骨に意識を向けて、肩甲骨を左右に大きく広げる力を入れてみてください。(肩甲骨と肩甲骨の間を広げるイメージで)
・肋骨が自然と閉じる感覚が得られたと思います。
③前鋸筋を使う動き
・肩甲骨を広げる動きの中で、脇腹(前鋸筋)を意識してみてください。
・肋骨を支える力が自然と強まり、体幹が安定します。
これらの動きは、一つひとつを丁寧に行うことで、より効果を感じられるようになります。
肩甲骨や肋骨に意識を向けると得られる変化
これらの練習を続けると、次のような変化を実感できます。
・肩こりや腰痛の軽減
・ウエストラインの引き締まり
・姿勢の改善による見た目の若々しさ
・呼吸が深くなり、疲れにくくなる
笑顔の花ヨガでは、こうした体の土台をつくる意識を大切にしながら、ぽーズを取り入れています。初めての方も経験者の方も、それぞれのレベルに合わせてサポートするので安心してご参加ください。
12月のヨガクラススケジュール
今月のテーマ「肋骨を閉じる」を取り入れたヨガレッスンを以下の日程で行います。
・12月8日(日曜日)15:30〜16:30
・12月15日(日曜日)15:30〜16:30
・12月19日(木曜日)10:30〜11:30
・12月22日(日曜日)15:30〜16:30
・12月26日(木曜日)10:30〜11:30
場所:豊橋市牛川(詳細はお申込時に案内いたします)
肋骨を閉じる動きは、自分では意識しにくい部分に働きかけますが、続けることで必ず効果を実感できます^^
おわりに
肩甲骨や肋骨に意識を向けた動きは、普段の生活にも取り入れやすい練習です。体が変わる楽しさをぜひ感じてみてください^^
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