ヨガを始めた頃、私はポーズを「いかに上手にとるか」にこだわっていました。足を伸ばそうとするあまりバランスを崩したり、膝を無理に曲げたりして動きがぎこちなくなることも。
そんな時に出会ったのが、今でも尊敬しているヨガの先生です。先生はポーズの「完成形」だけに」注目するのするのではなく、その過程や体の使い方を言葉で丁寧に導いてくださる方でした。直接「こうするのが大事」と言われたわけではありませんが、先生のレッスンを通して「正しい意識を持つことがポーズを深める鍵なんだ」と気づきました。
今では私自身も先生の導き方を参考にしながら、笑顔の花ヨガレッスンで一人ひとりが正しい意識を持てるように工夫しています。
道具を使うことで得られる気づき
先生のレッスンでは、必ずヨガブロックやヨガベルトが登場しました。これらは、「自分の体を感じる手助けをしてくれる道具」です。例えば、前屈のポーズで手が床に届かない場合、ヨガブロックを使うことで無理なくポーズが取れるようになります。無理な体制を避けることで、本来伸ばしたい筋肉や意識を向けるべき部分にフォーカスできるのです。
ヨガベルトも同様です。例えば、座った状態で足先を掴むポーズでは、手が届かない時にヨガベルトを使うことで、背中を丸めずに骨盤を立てた姿勢を保てます。
これにより、無理なく正しい体の使い方を練習できます。
私が愛用しているお勧めの道具
道具を選ぶ際、どれを選べばよいのか迷われる方も多いと思います。私が使っているのは、「ヨガワークス」というブランドです。
・ヨガブロック
大きさや素材が程よく、硬さがあるので安定感があります。太ももに挟んでポーズを取る際にも滑らず、しっかり支えてくれるのが特徴です。
・ヨガベルト
長さが240センチあり、様々なポーズに対応できます。バックル部分もしっかりしていて、調整が簡単です。
実際に使ってみたお客様の感想
レッスンでは、ヨガブロックやベルトを使って「ポーズを完成させる」よりも、「体を支える力を感じる」練習をしています。例えば、ヨガブロックを挟むことで「股関節の引き込み」を意識できる方もいれば、「足裏で床をふむ力が足りていなかった」と気付かれる方もいます。
先日も、「ブロックを挟んでポーズを取っただけで、今までのポーズとの感覚が全然違いました!」というお声をいただきました。道具を使うことで、新しい発見があるのが楽しいところですね
ポーズの土台を作る:笑顔の花ヨガのレッスン
笑顔の花ヨガでは、ポーズを完成させることを目的にしていません。大切にしているのは、「土台を作ること」。
例えば、背骨を伸ばすこと、骨盤の正しい位置をを知ること、体を支える筋肉に意識を向けることーこれらの「準備」がポーズを深め体を整える力を引き出します。
そしてそのサポートをしてくれるのが、ヨガブロックやヨガベルトなのです。
道具を使うことで得られる安心感や気づきは、初心者の方にも経験者の方にも共通して役立ちます。
最後に
ヨガブロックやベルトを使うことで、「体の感覚に気づく」という新しいヨガの楽しみ方が広がります。難しい動きをする必要はありません。自分の体に寄り添い、無理なく動かせるようになることで、もっとヨガが楽しく、心地よいものになるはずです。
ぜひ普段のヨガやエクササイズに取り入れてみてくださいね^^
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